出雲出張でのお話です。part1!

冬の日本海での出会い

先日の企業パーティー打ち合わせin出雲のブログを書きましたが、もう少し書かして頂きます。

打ち合わせも終わり、出雲の街をレンタカーでドライブしようと思い、スタッフT君と当ての無いドライブへ。

この日の出雲は爆弾低気圧で強風、吹雪、高波。

「何処行こーかな?」

世界遺産の石見銀山が有りますよー。」

「それ、魅力(水曜どうでしょう風)」

って事で石見銀山へ!

出雲からは国道9号線で向かいます。

右手には日本海、めちゃくちゃ荒れています

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波が国道まで届きそうな勢い・・・

波しぶき&吹雪で視界不良・・・・

ただ幸い、国道は通行止めになっておらず、車内は

「すごい寒いね」

「この景色、なんか冬の日本海って感動的」

なんて和気あいあい。途中、国道にある気温計はマイナス2℃。サム,ブルブル

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「おいおい、波すごいなー。こんな日に海沿いを歩く事なんて出来ないね。」

!!!!!!!

「おい、T、今見た?お化けじゃないよな?

「見ました、確かに人が歩いてました・・・

「足で歩いてたよね?」

「浮いてないです。しっかり歩いてました」

かなり不思議な光景。

こんな日に外を歩くなってよっぽどの事情なのか?近所の方なのか?

不思議で不思議でなりません。

「声かけないと、まさか自殺志願者とかじゃないよね?」

「そうですね。あの姿見てスルーできないです」

慌てて車をUターン。歩行者の横に。

窓を開け話かけますが風が強くて会話になりません。

歩行者の方が車外から窓の中に顔を入れてようやく話が聞こえます。

「行きたい場所が有るんです。でもこの天気で電車が動いてなくて・・・」

「何処なの?」

「ほにゃららです。」

「後どのくらいなの?」

「全然わかりません・・・、ただどうしても行きたいです。」

「乗っていきなさい。こんな寒いのに歩いてたら死んでしまいますよ」

「いや、結構です。歩きます」

「いいから乗りなさい。車で距離調べて、歩けそうだったらまた歩けばいい」

「いや、でも・・・」

「初対面で申し訳ないですけど、これは命令です。車に乗りなさい」

「はい、すみません・・・ありがとうございます」

続きはもったいぶる訳ではないですが次回へ!